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「二千二百年の対話」、これが今回の私の個展のテーマです。
円形は無限の宇宙を表し、金と銀は永遠の象徴であり、春夏秋冬は私の足跡です。私は絵画制作の世界の中で執拗に一つのテーマを追い続けてきました。それは 秦の始皇帝の兵馬俑です。私はこの2200年前の古代芸術に震撼させられてから、これまで始皇帝陵を抱く広大な大地と向かい合いながら、心の奥で祖先と対 話し、始皇帝と対話し、そして当時のすばらしい匠たちと対話を続けています。
2005年9月、私は光栄にも「秦の始皇帝兵馬俑博物館」において「煌めく兵馬俑の世界」絵画展を5ヶ月間にわたって開催いたしました。これは私の人生の 中で誠に大きな意義を持つものでありました。2008年の今日、私は一連の円形の作品と金屏風を携えて、愛して止まない驪山の麓に戻ってまいりました。再 度私にこのような栄誉を与えてくださいました「秦の始皇帝兵馬俑博物館」に衷心より感謝申し上げます。
今回の個展の開幕式に参列するため遥々西安までお出でくださいました100名の日本の友人方と日本のRKBテレビ局に感謝いたします。
中国西安「秦の始皇帝兵馬俑博物館」の幹部の方々、この計画設計にご参加いただきました全ての職員の方々に感謝いたします。
今回の個展の開幕式に参列するため遥々西安までお出でくださいました100名の日本の友人方と日本のRKBテレビ局に感謝いたします。
私の芸術追及の途上で、支え励まして下さいました全ての方々に感謝いたします。
全ての熱心な来館者の方々に感謝いたします。
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2008年8月
江源

本会場に江源の作品と同時に展示しております「坐像」「兵士俑」「将軍俑」は中国の国宝である世界文化遺産です。
